ココアのカフェイン量は?カフェイン含有量と摂取する際の注意点を解説

ココア カフェイン まとめ

みなさんこんにちはKUTSULOG編集長です。

子供の時はよく飲んでいたココア、大人になると不思議と飲む機会が少なくなっていませんか?

私自身コーヒーとカフェインが体質的に合わなかったりでココアを飲むタイミングが多く、優しい甘さが大好きなのですがココアにカフェインはどのぐらい含まれているか知らない方も多いはずです。また、ココアにカフェインって含まれているの?と思った方もいるかと思います。

今回の記事ではココアにカフェインは含まれているのか?ココアのカフェイン含有量について徹底解説しようと思います。⇒「一度は飲んで欲しいココアはこちら

ココアを飲む方やお子さんがよく飲まれる方、妊婦さんの方は参考にして下さい。

この記事は5分で読めます。

カフェインとは

カフェインとは「アルカロイド」という植物由来の成分の一種で、特にコーヒー豆や茶葉に多く含まれていることで有名ですが、ココアにもカフェインが少量含まれています。

また、コーヒーや紅茶が苦い理由はこのカフェインの成分によって独特の苦みを感じるのです。

カフェインにはさまざまな健康効果が期待されており、集中力を高めたり、脳を覚醒させることで眠気を覚ましたり、疲労感の軽減など摂取することでメリットがあります。他にも、ダイエット効果としてもカフェインは有効的で、運動時のパフォーマンス向上や、脂肪燃焼効果などダイエットする際にも推奨される成分にもなっています。

しかし、カフェインにはデメリットも存在します。特に妊婦や授乳中の女性は、胎児に悪影響を及ぼすという理由からカフェインの摂取を避けた方が良いと言われているので過剰摂取や、カフェインが合わない体質の方は注意が必要です。

カフェインを過剰摂取することで、カフェイン中毒になる危険性もあるため適量を摂取するようにしましょう。⇒「Amazonで美味しいミルクココアを探す

関連記事:カフェインとは?意外と知られていないカフェインの効果と摂取できる飲み物5選

 


ココアにカフェインは含まれている?ココアのカフェイン含有量を解説

結論から言いますと、ココアにカフェインは含まれています。ただし、ココアに含まれているカフェインの量はコーヒーに比べると微量でココアの種類によってもカフェイン含有量は異なってきます。

ココアは一般的に「ピュアココア」と「ミルクココア」という2種類に大きく分類されます。⇒「健康・美容にも良いピュアココアを見てみる

ピュアココアはカカオマスからカカオバターなどの脱脂分を取り除いて粉末状にしたもので、ミルクココアは子供の頃によく飲んでいたココアで、砂糖や脱脂粉乳が加えられているココアです。

ピュアココアのカフェイン含有量は100gあたり約200mg程カフェインが含まれています。これはあくまでもピュアココア1杯に含まれるカフェインというわけではありません。

1杯に換算すると10mg程度となり、コーヒー1杯が約60mgですのでコーヒーと比べてもピュアココアに含まれているカフェイン含有量は少ないことがわかります。⇒「ピュアココアを探す」

一方でミルクココアは本来含まれているカフェイン100g当たりでさえもごく少量しか検出されないため、1杯に換算するとしてもごく微量しかミルクココアにはカフェイン含まれていません。⇒「ミルクココアを探す

関連記事:コーヒーの飲み過ぎは危険!?1日何杯までなら大丈夫なのか最適な杯数をご紹介


ココアのカフェイン摂取量目安

ピュアココアのカフェイン含有量とミルクココアの含有量について説明しましたが、実際にココアのカフェインを摂取する際の目安となる摂取量はあるのでしょうか。

前回の記事で悪影響が出ないカフェインの一日当たりの最大摂取量について、4~6歳は45mg、7~9歳は62.5mg、10~12歳は85mg、成人は400mgとお話しさせていただきました。

そちらから考えるとピュアココアであれば1杯100mlとしても1日成人の方であれば40杯までは問題のない摂取量になります。

妊婦の方であれば、1日のカフェイン摂取量目安は成人の半分である200mgとされていますので、ピュアココアであれば20杯になります。

ミルクココアはカフェインがごく微量しか含まれていないため、ミルクココアに関してはそれほど気にしなくても問題ありません。

ただし、ピュアココアと違いミルクココアには砂糖が混ざっているため、ミルクココアを摂取しすぎると同時に糖分摂取過多になりますので、カフェインが問題というよりもココア好きのお子さんや妊婦の方であればこの糖分についての注意が必要です。

適量であれば問題ありませんので飲み過ぎだけにはお気をつけ下さい。⇒「Amazonでココアを探す

関連記事:デカフェ(ディカフェ)とは?「カフェインレス」と「ノンカフェイン」との違いとは?


ココアのカフェイン量と他の飲み物を比較

ココアのカフェイン量について知ったところで、他の飲み物とカフェイン量を比較してみましょう。※以下は飲み物100mlあたりのカフェイン量を記載しています。

  • エスプレッソ……212mg
  • 玉露……160mg
  • コーヒー……60mg
  • エナジードリンク……30~40mg
  • 紅茶……30mg
  • ほうじ茶・煎茶……20mg
  • 烏龍茶……20mg
  • ピュアココア……10mg
  • 玄米茶……10mg
  • ハーブティー……0mg

初めに、カフェインは苦み成分ということをお話した通り、エスプレッソや玉露など苦みが特徴的な飲み物にはカフェインの含有量が多い傾向があります。

ピュアココアと他の飲み物を比較してもカフェインの含有量は比較的少ないドリンクであることがわかると思います。

関連記事:カフェインが抜けるまでにかかる時間はどれくらい?飲むタイミングや避けるタイミングもご紹介


カフェインを含まない飲み物

ココアのカフェイン量が少ないと言えども、カフェインがどうしても気になるという方はノンカフェインやデカフェのドリンクを飲むとカフェインの摂取量を抑えることができるのでおすすめです。

ノンカフェインの飲み物には、黒豆茶、ルイボスティー、ハーブティー、黒豆茶などがあり、カフェインが気になる方にはぴったりの飲み物です。コーヒーをカフェインなしで飲みたいという方はカフェインレスコーヒーやデカフェなどを検討してみるといいでしょう。⇒「Amazonでデカフェのドリンクを探す


子供がココアを飲んでも大丈夫?

甘くて美味しいココアはどうしても子供は沢山飲みたいと言います。

糖分に気をつけた方がいいとはいえ、ココアにカフェインが含まれているとなるとやはり気になるのがお子さんがココアを飲むことでカフェインの影響があるかどうかです。

先ほどにもお話しした通り、子供の1日のカフェイン摂取量目安は4~6歳であれば45mg、7~9歳は62.5mgとなっており、ココアのカフェインはおおよそカップ一杯でピュアココアであれば10mg、ミルクココアであれば微量のカフェインがほどですので、ピュアココアであっても多くても1日に2~3杯以内であればココアによるカフェインの影響はないかと思います。

ただし、幼児は臓器の発達が完全でないため、大人に比べてカフェインを対外に排出することが難しいと言われています。

そのため、ココアのカフェイン量が微量と言っても、万が一ココアを摂取して体調が悪くなるようであればココアに限らずカフェインの含まれるドリンクを避けた方がいいでしょう。

また、子供が飲むミルクココアはどうしても糖分が多く、虫歯などのリスクなどもありますので、1日に2~3杯ほどがいいかもしれませんね。そこも顧慮した上で1日に何杯までココアを飲んでもいいかを決めてもいいかもしれないですね。⇒ミルクココアを買う

関連記事:カカオパウダーダイエットとは?カカオパウダー・ココアパウダーで効果的に痩せる方法をご紹介


寝る前にココアを飲むのは?ココアのカフェインが影響する?

眠る前にココアやホットミルクを飲むことで寝つきが良くなるという話を聞いたことがある方も多いと思いますが、ミルクココアであればカフェインは微量ですのでカフェイン特有の飲むと目が冴えるという副作用の心配は大丈夫かと思います。

また、ココアには自律神経を整える効果があり、実際に寝付きをよくしたり、眠りが深くなるという効果がありますので、寝付きの悪い方は睡眠前にミルクココアを飲むことで睡眠の質を高めることができます。

ただ、先程も書きましたがミルクココアには糖分が含まれていますので、寝ている際に脂肪を蓄えてしまいやすくなります。そのため、寝る前にココアを飲むと言う方は少量で飲む方がいいでしょう。⇒ミルクココアを探す

ココアの効果効能についてはこちらの記事をご覧ください。

ココアのカフェイン注意点

ココアのカフェインを摂取する上で注意点があります。それが妊娠中の方や妊婦さんです。

こちらの記事でも妊婦さんのコーヒーカフェイン摂取について説明させていただき、先ほどもカフェインは胎児、お子さんの発育にとってはあまりよくないですが、ココアに含まれるカフェイン量であれば問題ないと言えます。

それ以上に気をつけたいのが糖分です。

特に市販のミルクココアには糖分がティースプーン一杯あたり3gも含まれており、これはピュアココアに比べると約3倍も砂糖が含まれている計算になります。(ピュアココアは0.74g)

そのため、ココアを飲む際にはカフェインよりも糖分のことも一緒に考えて飲むようにしましょう。

糖分とココアのカフェインに気をつけていればいいのか?とも思いますが、その他にもココアに含まれるポリフェノールなどは妊娠後期に過剰摂取すると赤ちゃんの動脈管早期収縮の原因になる可能性があるとされていますので過度に飲むのは避けて適量を飲むように心がける必要があります。⇒「砂糖不使用のピュアココアを見てみる

関連記事:【親御さん必見】チョコレートは何歳から食べていいの?量と食べていい目安の時期をご紹介

ココアにカフェインは含まれている?ココアのカフェイン含有量まとめ

ココアに含まれているカフェインの含有量についていかがでしたでしょうか。ミルクココアであれば微量しかカフェインが含まれておらず、ピュアココアであれば100mlほどであれば10mgしか含まれておらずコーヒーと比べてもかなり低い含有量となりました。

ただし、カフェインが少量しか含まれていないといえ飲み過ぎは糖分の過剰摂取などにも繋がりますので、自分にあった飲み方と量を考えてココアの楽しみ方を見つけて下さいね。下記のような砂糖不使用の市販ココアを愛用していますが、ミルクココアより大人の味ですのでミルクココアしか飲んだことないという方にはピュアココアはおすすめですよ。⇒「健康・美容にも良いピュアココアを見てみる

最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた次回もお楽しみください。

楽しいカフェライフを。

KUTSULOG編集長

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